おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
今日は本の紹介です。
今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。
抽象論に終始せず、具体例を挙げながら説明がされており、とてもわかりやすいです。
自分の業界に応用するとどうなるのかを考えながら読むと勉強になります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・いずれの場合も、でき上がったフレーズは非論理的なものであり、一見するとばかげた表現にも思える。このナンセンスさの原因は、ギャップが生じているためである。何であれギャップが生じているようであれば、ラテラル・マーケティングの途上にあると考えてよい。」(127頁)
これだけ読んでもなんのことかわからないかもしれませんね。
新しいサービスや商品を生み出すときにいつも邪魔になるのは「常識」です。
「そんなことはあり得ない」と勝手に想像力にブレーキをかけてしまうと新しいものを創造することはできません。
社会常識、業界の常識から何か新しいものが生まれることはありません。
常に想像力に制限をかけず、一見ばかげたことを大切にすることがとても大切なのです。