おはようございます。
今日は本の紹介です。
10年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。
10年前に何度となく読んだ本の1つです。
マーカーを引いている部分を読むととても懐かしいですね。
マーケティングの意義を知るには最適です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「競合他社に対して独自の優位性を持たない企業は、存在する理由がない」(213頁)
「自社の戦略が競合他社と同じものだとしたら、戦略を持っていないことになる。他社とは異なるが、簡単に模倣できる戦略は、弱い戦略である。他社にない独自性を持ち、容易に模倣できない戦略こそが、強固で持続可能な戦略なのである。」(213頁)
みなさんは、自身が提供しているサービスについて、競合他社(他者)と比べて何が優れているのか説明できますか?
これは決して社外における競合との関係の話だけではありません。
社内においても役員や上司に自己の差別化要素をアピールしなければ、勝ち残ることはできません。
選ばれるには理由があり、選ばれないことにもまた理由があります。
うまくいかないのは決して不景気のせいではなく、顧客に選ばれないことが理由です。
差別化するための努力を惜しまないことです。
人が休んでいるときにどれだけ差別化の準備をし続けられるか。
ただそれだけのことです。