おはようございます。
今日は本の紹介です。
10年前に紹介した本を再度読み直してみました。
原作のタイトルは「Talent Is Overrated」です。
才能が過大評価されており、実際は「鍛錬」の賜物だということです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「一流選手ではない人たちは自分がすでに『できる』ジャンプに多くの時間をつぎ込んでいることがわかった。一方、トップレベルの選手は自分が『できない』ジャンプにより多くの時間を費やしていた。オリンピックで最終的にメダルをとる種類のジャンプであり、そうしたジャンプをマスターするには何度も転ばなければならないのだ。」(260~261頁)
自分ができることだけをやっていたほうが楽なので、気分はいいですよね。
でも、それではいつまでたっても「できない」ことを「できる」ようにはなりません。
人生なんて、できないことをできるようになるために生きているようなもんじゃないですか。
もっと上手になりたいと思って努力する以外、ほかに何かやることあります?