おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。
今日は本の紹介です。
10年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。
タイトルのとおり、「選択」という人間の行動を科学として捉える本です。
ビジネスにおいては多いに参考になる本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「わたしたちは選択を行うとき、今挙げたような処理能力の多くに頼っている。すべての選択肢を認識し、それらを比較して違いを見つけ、自分の下した評価を記憶し、その評価をもとに順位をつける。処理能力の限界のせいで、選択肢の数が増えるにつれて、それぞれの段階がますます手に負えなくなっていくのだ。」(225頁)
不必要に選択肢を増やしてはいけないということです。
何を選んだらいいかわからなくなってしまうからです。
サービスや商品の選択肢を増やすことは、多くの場合、売り手側のエゴです。
顧客はどんどん選ぶのが大変になるだけです。