おはようございます。
今日は本の紹介です。
今から10年程前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。
サブタイトルのとおり、成功する人たちの法則を解説する本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「複雑な仕事をうまくこなすためには最低限の練習量が必要だという考えは、専門家の調査に繰り返し現れる。それどころか専門家たちは、世界に通用する人間に共通する、”魔法の数字”があるという意見で一致している。つまり一万時間である。」(47頁)
有名な1万時間の法則です。
問題はこの1万時間の使い方です。
同じように1万時間の練習をしたとしても、練習方法や意識の違いから、人によって結果は大きく異なります。
仕事や勉強のしかたを意識せず、漫然と1万時間を費やしても、ほとんど成長は見込めません。
もはやそれは仕事でも勉強でもなく、単なる「作業」ですから。
症状が固定する前に、可塑性があるうちに仕事や勉強のしかたを修正できると後が楽ですね。