おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
今日は本の紹介です。
今から約10年前に紹介をした本を再度、読み直してみました。
奇を衒わないこれぞ王道という内容しか書かれていません。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「すでに手に入れた豊かさは棚に上げ、さらに他のものを求める。客観的な豊かさの基準があると信じ、自分には『何かが不足している』と常に不満を抱いている。だから『豊かさ』を実感できないのです。本来、『豊かさ』とは個人によって感じ方が違う主観的なものであり、客観的な基準などはないのです。ですから『足るを知らない人』、あくまで『不足を感じる人』はどんなに豊かな状態になってもそれを感じることはできないのです。」(85~86頁)
「ある」ことに感謝せず、「ない」ことに不満を感じる。
このような人は、いつまでたっても、また、どこまでいっても、不満が先行します。
幸せや豊かさに客観的な基準などありません。
自分が幸せだと思えるか、豊かだと思えるか、ただそれだけです。
不満を感じるときは、多くの場合、「当たり前」だと思っていることに対する感謝の気持ちを忘れているときです。