おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。
7年程前に紹介をした本ですが、再度、読み直してみました。
同じ本を期間を空けて読むと新しい発見があって、楽しいですね。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「競争原理の働く世界における富はこれで十分だということがなく、しかも永遠ではありません。今日はあなたのものであっても、明日は他人のものになるかもしれません。科学的で確実な方法で豊かになろうとするならば、競争心を完全に放棄する必要があります。与えられるものに限りがあるとは、一瞬たりとも考えないことです。」(50頁)
「与えられるものに限りがあるとは、一瞬たりとも考えないことです」
この言葉の意味がわかると、仕事のしかたが大きく変わります。
限られたパイをライバルと奪い合うという発想からはかけ離れた仕事のしかたをしなければいけません。
典型例が価格競争です。
何か月も予約が取れないお店が安売りをしているところを見たことがあるでしょうか。
他とは全く異なる異次元のサービスを提供しているからこそ繁盛しているのです。
決して競争をしていません。