本の紹介1153 考える術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71」です。

著者は、発明家、映像クリエイター、作家の方です。

発想がとても自由で、参考になります。

ますます効率的な社会になっていくからこそ、非効率だけど遊び心のあるアイデアが重宝されるのでしょうね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いいものより悪いもの、完璧よりダメなもの、強いものより弱いもの、丈夫なものよりもろいもの、合理的なものより無駄なもの、簡単なものより面倒なもの、まじめなものよりおもしろいもの・・・。そんな発想をしながら、ひっくり返したものをさらにひっくり返したり、脇道に思い切りズレたりしながら考える。」(254頁)

これはビジネスをしていく上でも参考になる発想です。

みんなが考える逆を考えてみるのです。

「~らしさ」を裏切る何かを考えてみると、全く新しいアイデアが浮かんできます。

競合他社と競合しているようではダメだということです。

価格競争に巻き込まれるのがオチですから。

より良いものではなく、より違うものを。