おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。
今日は本の紹介です。
著者は、相国寺、金閣寺、銀閣寺の住職です。
ときどきこのような本を読むと初心に帰ることができます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「禅では、ものごとにとらわれ、それに執着してしまうことを何よりも嫌います。それが心の自由を奪うからです。」(41頁)
全く同感。
執着は依存につながり、依存は弱さとなります。
何事にも執着せず、「別になんだっていい」という感覚で生きると、気が楽です。
5年も10年も前のことをいまだに根に持っているとか、絶対に許さないなどという感情は、自分を苦しめるだけで、何の得にもなりません。
職業柄、いろんなことに執着・固執している人を見ますが、そこから抜け出せれば、もっと生き易いだろうに、とよく思います。