おはようございます。 今年も一年よろしくお願いいたします。
今日は本の紹介です。
著者は、函館のケーキ店のオーナの方です。
函館の小さな街の片隅に行列のできるお店を作った方法が書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『売りたいものと売れるものは違う』ということも知っておきたいことの1つです。たとえば、魚釣りをする時に自分が釣りたい魚があるならば、その魚の好きな餌をつけないとその魚は釣ることができません。これは商売においても一緒です。いくら自分が『これを売りたい!』という商品があっても、お客様が欲しいと思う商品でないと売れないのです。」(27~28頁)
多くの人が陥る落とし穴です。
自分が売りたいものと顧客が欲しいものは必ずしも一致しません。
商品に対する思い入れが強ければ強いほど、この落とし穴にはまります。
また、業界にいる時間が長くなればなるほど、顧客の視点がどんどん失われていきます。
このことを意識して、ニーズを客観視することがとても大切です。