おはようございます。
今日は本の紹介です。
著者は、「スッキリ」のコメンテーターをやられているコンサルタントの方です。
思い込みを排除し、事実を正確に捉えることの重要性をいくつかの例を挙げて説明されています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「現代は何が起こるかまったくわからない。リスクマネジメントとは空想力と同じ意味になった。そしてその空想力は、『見たくないものを見る態度』、そして、『自分の思い込みが間違いであることを楽しむ姿勢』から生まれる。」(17頁)
人間は自分が見たいものしか見ないですし、見たいようにしか見ないです。
つまりは、世の中はすべて自らの「解釈」によって成り立っているということです。
同じ事実を目の当たりにしても、人によって見方(=解釈)は大きく異なります。
できるだけ正確に物事を捉えるように意識しないと、独りよがりで誤った解釈をすることがくせになってしまいます。
これを避けるためには、自分のメンターに解釈のしかたを学ぶことです。
「たしかにそのような見方(=解釈)もできますね」と、自分では気が付かなかった切り口を見せられたとき、人は感動を覚えるのです。