おはようございます。
新型コロナウィルスによるパンデミック後に出版された本です。
今後、世界がどのように変わっていくのか、企業はどのように戦い方を変えていくべきかが述べられています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「多くの起業家は『この製品で儲けている人がいる。よし、俺も』と安易に事業化する。それでは周囲の共感を得られません。また、安易に起業すると粘りがない。環境が変化し、その製品が売れなくなったとき、早々に音を上げてしまう。経営は山と谷の連続ですから、『絶対に生き延びてみせる』と踏みとどまることができない起業家は無理です。」(249頁)
もちろん意気込みだけではどうにもならないことはあります。
今回のコロナによる飲食業界や観光業界に対する大打撃はもはやいかんともしがたい非常事態です。
しかし、経営一般の話でいえば、いかなる状況においても生き延びている企業は、ありとあらゆる工夫をし、大波の中でも転覆せず航海を続けています。
いかに変化に対応し続けられるか。
人生を掛けて経営をしている以上、いざというときには寝ている場合ではありません。
なにがなんでも転覆しないように踏ん張らなければいけない時があります。
会社を経営するというのはそういうことだと思います。