おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。
今日は本の紹介です。
サブタイトルは、「人口減少に負けない思考法」です。
帯には「すべては過去の否定から始まる」と書かれています。
今後も当分の間、「人口減+コロナ過」というかなり厳しい状況を生きていかなければなりません。
過去の常識のままに生きていけるはずがありません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「日本では量的拡大こそが、”経営上の成功”であり、売上高、業界シェア、従業員数といった数字は大きければ大きいほど良いこととされてきた。一流企業は大企業であることが前提であったし、大企業はトップシェアを目指すのが当然であった。・・・だが、人口減少社会では、こうした『大きいことはいいことだ』というモデルは実現したくとも、実現のしようがなくなる。繰り返すが、もうそろそろ、これまでの成功モデルを本気で疑い、そこから脱する時期に入っている。」(61~62頁)
経営者によってこのあたりの考え方は異なるところですが、私は、変化の激しい時代には、スモールビジネスかつ人をできるだけ雇用しないというビジネスモデルがいいと思っています。
会社や商売は、意識していないとすぐに大きくなってしまいます。
固定費が多いビジネスですと、何らかの理由で売上が立たない時期が続くとあっという間にお金がなくなってしまいます。
常に身軽でいることが変化の激しい時代の生きる術です。