本の紹介1096 破壊的新時代の独習力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

帯には「先輩から時代遅れをコピーするな」と書かれています(笑)

「俺の時代はなー」的なあれです。たいてい泥臭いあれです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

新時代においては格差がさらに拡大するといわれています。人材が、価値創造者(新時代のスマート蟻)と価値消費者(キリギリス)とに大きく分かれるという見方も出てきています。典型的ないい方をすれば、前者は今までよりもっと仕事をして、仕事を人生の中心的な楽しみにする人であり、後者は消費を中心にして仕事は必要悪の手段としてとらえる人です。」(40頁)

今後ますますあらゆることについて格差が生じることは目に見えています。

はみ出し者を排除する教育により徹底的に画一化されてきたので、大人になってから差別化と言われても、多くの人が何をどうしたらよいのかわからないわけです。

みんなが右に行くときに、自分だけ左に行くという習慣がついていないため、恐怖で体が言うことを聞かないのです。

個として選ばれる存在にならないと、これから先の時代は本当に生きていくのが大変になるでしょう。