おはようございます。
今日は本の紹介です。
サブタイトルは、「1%の本質をつかむ『シンプルな考え方』」です。
意味のない、たいした成果の出ない、つまらない、無駄な仕事はどんどん手放そうということです。
AIさん、どんどん私たち人間のお仕事、奪ってくださいませ。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『谷』はとかく気になりやすい。なにせ『他より劣っている点』だからだ。だが『谷』を埋めようとすると、それだけでリソースを使い切ってしまい、メンバーの士気も低下する。・・・『山』を見出すことができなければ、仕事の大半は『谷』に吸い寄せられてしまう。仕事の99%は『谷』を埋める仕事となり、『山』を作る仕事は1%以下になるだろう。大切なのは、どんな状況かでも『谷』に惑わされず、自分たちの『山』が何なのかを見極めること。」(31頁)
すべての分野をまんべんなくやろうとしても、「平均化」「平準化」するだけであり、他との差別化にはなりません。
限られた時間で結果を出そうとすれば、自ずと、「山」を作らなければなりません。
確かに「谷」は気になります。
「谷」を見つけると埋めたくなるのです。
1日の労働時間が15時間あり、1年350日仕事をするのであれば、まあ、「山」を作りながら、「谷」を埋めて行けばいいのでしょうが、多くの人は、いろいろな理由でそれはできません。
となると、「谷」を無視して、「山」を作ることに専念しようと。
できるだけ高い「山」を作らなければいけません。
「ここに『山』ありますよー」って広告するまでもなく、周りの人にわかるくらい高い「山」を。