おはようございます。今週も一週間お疲れさまでした。
本の内容は、決してタイトル通りではなく、幅広くいろいろと書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・フリーランスも二極化が進むでしょう。その人自身のスキルと才能を生かし、他者との差別化ができている人は収入がどんどん高くなると思います。いっぽうでそこまで差別化できないフリーランスの場合は、むしろ企業や組織の下請け的な仕事が中心になり、どんどん単価を下げられてしまう。生活するためには膨大な量の仕事をこなさなければならなくなります。」(129頁)
これはフリーランスに限った話ではありません。
働き方改革に関連する法律の施行に伴い、雇用契約はこれまで以上にルールが厳しくなり、使用者としては雇用契約を選択することを敬遠するようになると考えられます。
つまり、できるだけ雇用はせず、可能な限り、AIや業務委託(アウトソーシング)による代替手段を選択することになります。
加えて、今回のコロナの影響により、オンラインミーティングが常識化したことにより、地理的問題はこれまで以上に重要度が低くなりました。
こうなると、どこに住んでいても、優秀であれば全国、全世界からオファーが来ることになりますので、自分を安売りする必要がありません。
つまるところ、他との差別化がわかりやすくできている人のみが生き残り、それ以外の大多数はその下請けにまわるということになります。
いかに自分の価値を高めて、いかにそれをわかりやすく示すか。
これがニューワールドでのサバイバルルールです。