おはようございます。
今日は本の紹介です。
常にコンプリケイティッドよりシンプルなほうがいいです。
タイトルでいうところの「シングル」とは、マスではなく個人ベースという意味です。
ますます1人1人の顧客に合わせたサービスが増えていくことは間違いありません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『脱・規模優位時代』、言い換えれば、大企業優位時代の終焉でしょうか。・・・今までのマーケティングは、この『規模優位』を維持するように行ってきたことが多いのです。つまり、利益率が低くても、売り上げが伸びれば良いという戦略を多く実行してきたのです。そのことは、企業の維持のために必要でした。組織をさらに大きくして、大規模な組織を目指し、さらに企業の優位性を高める。このためには、多少利益率を無視してでも、市場規模の拡大のために、売り上げを伸ばしてきたのです。」(42~43頁)
大きくなればなるほどそれだけ経費もかかります。
収入が少ない状況下、支出がそれに比例して下げられないという状況は、まさにリスクそのものです。
今後もコロナショックのような不測の事態が起きることは目に見えています。
特に最近、地震が頻発していますので・・・。
令和時代において、規模の大きさははたしてプラスに働くのでしょうか。
私にはそうは思えません。