本の紹介1026 営業はいらない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

タイトル通りの内容です(笑)

帯には、堀江さんの「最も大事で最も必要ないもの、それが営業というものだ。」と言葉が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

売り上げは継続するとは限らない。経営判断の連続の中でなんとか生み出し続けるものなのである。サイズが大きくなれば、経営判断の数も投資する金額も増える。リターンの額が増える分、リスクの量も増えていく。投資規模が大きくなると、一度の経営判断のミスが致命傷になりかねない。事業を不要に拡大するということは、一瞬の判断ミスで破滅を導く螺旋階段を上っているようなものだ。」(189頁)

特に、ここ最近の流れの速さ、変化の大きさを考えると、スモールビジネスの方が令和時代にはマッチしていると思います。

会社の規模を大きくすること、従業員数を増やすこと、支店数を増やすことは、昭和時代では進むべき道だったかもしれません。

しかし、昭和時代の常識は令和時代の非常識。

身軽でいること。

いざという時に、背負っているリュックの中身が重すぎて、身動きがとれない状態は極力避けるべきです。

そして、令和時代は「いざというとき」が頻繁に起こることを想定しなければなりません。