おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
今日は本の紹介です。
著者は、JR九州の会長です。
JR九州といえば、「祝!九州 九州新幹線全線開業」のCMですね!
何回見ても、最高です。
赤字300億円から黒字500億円にまでした経営者が考えていることが1冊の本にまとめられています。
とてもいい本です。 おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「社員は、入社直後はやる気がみなぎっている。自分で努力して、選んで入ってきた会社だから、ここで頑張ろう、認められようと燃えている。そういうときにこそ厳しく教えるのだ。そうすることによって、簡単にくじけたりしない、すぐに辞めるのどうのといい出さない社員に育っていく。反対に、何のスキルもない人間を最初にチヤホヤしてしまうことほど始末の悪いものはない。しばらく何か月だか甘やかしてしまったあとに、うまく成長しないからと慌てて厳しくしてももう手遅れ。というより、むしろ逆効果で、最悪の場合そこで辞めてしまったりする。」(293頁)
最初が肝心というのはまさにその通りですね。
もっとも、人手不足もあり、求人募集をかけてもなかなか人が集まらず、また、やっとのことで採用してもすぐに辞めてしまう。
こんな状況で「最初が肝心」といって厳しく教育したくても二の足を踏んでしまう会社もあるかもしれませんね。
しかし、最初に甘やかしてしまうとそれが当たり前になるため、途中から厳しくしてもなかなかうまくいきません。
やはり教育は学校でも会社でも「最初が肝心」なのです。