おはようございます。
著者は私と同い年の方です。
著者はアパレル業界の方ですが、業界を問わず、この本のタイトルがそのままあてはまりますね。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『環境が厳しいのはわかった。それで、あなたは何をしてきたの?』そう聞きたくなります。経営者が、業績不振を環境のせいにして、無為無策のまま『仕方ない』と状況を受け入れているのだとしたら、その人は経営者を辞めるべきです。でないと、働いている人も、取引先も、消費者も報われません。・・・みんなで成長をあきらめ、『できない理由』を語り合って過ごすなど、誰にとっても幸せなことではありません。」(21頁)
業界を問わず、まったくその通りですね。
立地、天気、景気を理由に、お客さんが少ないことをなんとか正当化しようとしている飲食店をはじめ、外的要因を正当化の理由とする方が本当に多いです。
どんな立地でも、大雨でも、予約がとれないお店が現に存在します。
お客さんが少ない理由を外に求めているうちは、状況は一向に変わりません。
お客さんが少ない理由は、言うまでもなく、自分の商品価値が低いことにほかなりません。
それを受け入れて、改良をしていくしか道はなのです。