おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
再び落合陽一さんの本です。
サブタイトルは、「シンギュラリティ(2040年代)に備える34のリスト」です。
これから起こる大きな変動を前に「生存」するためにいかなる「戦略」をとるべきかが書かれています。
親の世代とは全く「常識」が異なる以上、親をロールモデルにしてもなかなかうまくいかないわけです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ただ無自覚にお金を貯めると、それは時間もお金も滞ってしまって、何も生み出さない。だから、そのスタンスは変えたほうがいい。今の時代、それはより顕著だ。昔であれば投資はせずに、せっせと貯金をしておくか、家を買ってローンを返していけばよかったのだが、今は人生で何回、仕事を変えるかわからないし、どこに住んでいるかもわからない。一生ある仕事をするわけではない時代なので、自分に投資して、仕事を変えていくというのもキーワードになるだろう。」(165~166頁)
いろんな本で同じようなことが書かれていますが、これだけ変化の激しい時代に「安定」を求めて生きるのは、本当に大変なことです。
地方の人口がどんどん減り、空き家がこれだけ増えてもなお、マンションやマイホームを建てる。
需要と供給の関係でいえば、これらの資産価値が今後どうなるかは予想できるところです。
いつも書いていることですが、変化の激しい時代にはできるだけ身軽でいることが大切です。
できるだけいろいろなものを所有しないことがキモです。