おはようございます。
今日は本の紹介です。
オールドタイプとニュータイプの思考・行動様式を比較し、今の時代に求められる力がどのようなものかが書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「クランボルツの研究結果は『計画を立て、計画の達成にこだわる』という、一般的にはポジティブに評価される行動様式が、実は成功を遠ざける要因になっていることを示唆しています。特に、現在のような予測の難しい時代にあって、これまでポジティブに評価されてきた『綿密に計画を立て、計画の達成にこだわる』というモードは、もはやオールドタイプのそれということになります。一方で、ニュータイプは『とりあえず試してみて、結果をみて修正する』というダイナミックなアプローチを取ります。」(245頁)
著者は、「試し上手」は「やめ上手」=「撤退の巧拙」が事業創出のカギとも言います。
結局、「とりあえずやってみるか。ダメならやめればいいじゃん」力ですよ。
計画に時間を費やす時代ではありません。
思いついたらやってみればいいのです。
やりながら形を変えていけばいいのですから。
ていうか、やってみないとわからないんですよ。どこをどう変えたらいいのかなんて。
多くの人は考えてもやらないので、やる人の一人勝ちです。