おはようございます。
帯には「フツーのサラリーマンが地に足のついた企業をするメソッドあります。」と書かれています。
フツーの人が起業する際の考え方が書かれています。
まあ、できる人はこの本を読まなくても自然とできますし、その逆もまたしかり。
仕事も企業も英会話も筋トレもすべては「やるべきことを途中で投げ出さずにこつこつやり続けられるか」、ただそれだけです。
それができればたいていうまくいきます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・しかしぼくは、ビジョンが本当に生きるのは、組織が大きくなったり、2回目以降の起業のときではないかと考えています。・・・初めての起業のときは、お金をもっていないのですから、ビジョンの話をするより、とにかくバットを短く持ち、出塁するためにヒットを打つことに専念するべきです。」(33頁)
「起業にあたり、世間一般に言われている事業計画は最初は不要です。あなたの経験が活き、事業が成長するストーリーを考えることが大切です。」(209頁)
大賛成。
事業計画なんて、銀行からお金を借りるときに無駄だと思いつつ、しかたなく作るものです。
計画通りになんてなるわけないですし、そんなもんを考えている暇があったら、目の前の仕事に没頭したほうがよほどいいです。
ゴールなんて設定する必要はありませんし、ビジョンなんて崇高なものもいりません。
そんなもんは後から自然と出てくるものです。無理して作るものではありません。