おはようございます。
希林さんのことばをまとめた本です。
言葉言葉に生き方、考え方がストレートで出ており、飾らない人柄が伝わってきます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「着飾っても甲斐がないし、光りものも興味がない。それより住むところを気持ちよくしたいなあって。若い頃は安物買いの銭失いだったんですよ。でも、モノがあるとモノに追いかけられます。持たなければどれだけ頭がスッキリするか。片付けをする時間もあっという間。」(24頁)
希林さんも物に囚われないことの大切さを伝えています。
あれが欲しい、これが欲しいと物欲には際限がありません。
どこまでいっても満たされないのです。
日常生活をより快適にしたいという願望は私も持っていますが、よりいい時計や車を持ちたいという願望は皆無です。
物に対する執着・こだわりがないので、特に不足を感じません。
このような状態を幸せというのではないかと思います。