おはようございます。
著者は、僧侶の方です。
悩みの大半は、何かに「反応」してしまうところから生まれます。
「反応しない」ようにするためには、どのようにすればよいかが書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人は三つの執着によって苦しむ。①求めるものを得たいという執着(だがかなわない)。②手にしたものがいつまでも続くようにという執着(やがて必ず失われる)。③苦痛となっている物事をなくしたいという執着である(だが思い通りにはなくならない)。では、これらの苦しみが止むとは、どういう状態なのだろうか。それは、苦しい現実そのものではなく、苦しみの原因である”執着”が完全に止んだ状態なのだ。」(56頁)
何かに執着するということをできるだけしないようにしています。
執着とは依存だと思っているからです。
人は何かに依存すると弱くなります。
それがないと生きていけない、それが生きるための頼みの綱・・・
100%依存しないで生きていくことはできませんが、極力、依存度を増やさないように心がけています。
そのためには、自分に力をつけることです。
自分の商品価値を高めることこそが最も大切なのだと確信しています。