おはようございます。
古坂大魔王さんの本です。
プロデューサーとしてどのようなことを考えているのかがよくわかります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「何やってもいいから、1番になれと。でも1番になったら2番目を引っ張れと言われた。『まずは1番を倒せ。ただ、倒した後はちゃんと手を差し伸べろ。そうでないと、あんたの意見は通んねえよ。下から上にしゃべっても誰も聞いてくんないよ。上から手を差し伸べていたら、いざというときにいろいろ聞いてくれるから。まず自分が勉強して、強くなって、上に上がる。そしてそこからやればいいから』こういう母の教えが僕の中にはある。」(160頁)
私が考える順番とは異なりますが、言わんとしていることは理解できます。
自分の力をつけるために日々努力をすることは言うまでもないことです。
しかし、それとともに、力のある先輩に引き上げてもらえる「かわいげ」が必要です。
力のないうちは、力のある人にかわいがってもらえることがとても重要です。
そう、「かわいげ力」。
かわいげがない人は、たとえ力があっても、力を発揮する機会に恵まれません。
だからなかなか上に行くことができません。