本の紹介885 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は、本の紹介です。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

プロローグに「私は奇跡という言葉が好きではありません」と書かれています。

奇跡ではなく努力とアイデアによって結果を出すわけです。

著者がこれまでのアイデアが詰まっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

淡泊な人に『アイデアの神様』は微笑んでくれないのです。私はこんな風に自分を暗示にかけるようにしています。『アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ』そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日も、寝ても覚めても考えます。」(163頁)

肝に銘じたいと思います。

淡泊な人とは、すなわち、あきらめが早い人を指します。

少しうまくいかないとすぐにあきらめてしまう。

挫折に対する耐性がないとそうなってしまいます。

むしろ、ゴールにたどり着くまでに何度か挫折や失敗を経験するのが普通です。

1度の困難もないチャレンジのどこがおもしろいのでしょうか。

何の達成感もない。

つまるところ、挫折と失敗は、成功の前に必ず通らなければならない障害物なのです。

ゆえにあきらめる理由にはならないのです。