おはようございます。
著者はテレビ東京のディレクターの方です。
本の内容はもちろんのこと、話の進め方も勉強になります。
とにかくおもしろいです。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ぼくは、ストーリーを作る時に、強く意識している大切なことが1つあります。それは、できるだけ、『説明』ではなく、『体験』であるべき。
映像でも、文章でもそうです。何かの魅力を『説明』されても、それでは心が動かされないのではないかと思います。『○○さんは、いま悲しがっている』と説明されても、何も心は動かされないのです。」(367頁)
ストーリーを語ることの大切さはさまざまな本で書かれていることです。
いかに説明するかではなくいかに体験してもらうか。
実際に体験をするわけではありませんが、あたかも体験したかのように感じてもらう。
魅力をそのまま説明するのではなく、他者に感じてもらうための工夫が必要なのでしょう。
仕事でもプライベートでも同じことが言えると思います。