おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
マーケティング、ブランディングの本です。
具体例がたくさん載っているので、とてもわかりやすいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「本気になってトライすると、すぐに成功しなかったとしても、現場に何らかの『熱』が生まれていきます。現場に『熱』があるかどうかは、商品を売るとき、机上の『マーケティング戦略』よりもはるかに重要なものです。世界を変える発明も発見も、大抵はたった1人の『熱』から生まれます。・・・売り手に『熱』がなければ、人は買いたい気持ちになんてなりません。」(202~203頁)
そのとおり。
誰から買いたいかと問われれば、自分の仕事に対する情熱がある人から買いたいです。
仕事を惰性でやっている人から誰が買いたいでしょうか。
仕事を好きか嫌いかを判断する1つの目安が、「ため息」と「愚痴」の多さです。
好きなことをやっているときにため息をつく人がいるでしょうか。愚痴を言う人がいるでしょうか。
ため息ばかりついている人と誰がお付き合いしたいと思うでしょうか。
こういう人は、自分がため息の多さになかなか気づきませんし、周りの人もわざわざ指摘することもないため、自分がどうして売れないのか気づかないのです。
不景気のせいにしたくなる気持ちはわからないでもありませんが、実際は景気が原因ではありません。
原因は常に自分自身にあります。