おはようございます。
サブタイトルは、「最高のアートを描くための仕事の流儀」です。
アートの世界で生きる著者の考え方が伝わってきます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「当然だけれど私は現実の世界を生きていて、肉体はもちろん重要だ。体がなければ絵は描けない。手も、足も、目も使う。呼吸するために肺を使い、心臓だって使っている。この体、この心、この命を使って絵を描いている。しかし、本当の意味で私に絵を描かせてくれるのは、魂なのだ。それなのに私は、いつのまにか魂をないがしろにして作品をつくろうとしていた。いけないと思った。たとえそれで絵がもっと上手になったとしても、それは私の『役割』ではない。・・・魂は、成長する。いや、魂を成長させようー。それから、私の絵は、大きく変わり始めた。」(43頁)
どんな職業でもそうですが、スキルの前にマインドです。
何のために仕事をするのか。
どれだけスキルを磨いても、マインドが伴っていないと長続きしません。
途中で息切れしてしまうのです。
いろんな本に書かれていることですが、「どうやるか」よりも「どうあるか」が大切。