おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
仕事は、足し算ではなくかけ算であると著者は説きます。
この考え方を具体化できるかどうかが勝負です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「将来に対する不安を軽減するためには、簡単に減らない資産である教育に自己投資して、『稼ぐ力』を身につけるのが一番です。本当に稼ぐ力があるならば、極端な話、ストックはゼロでもいいくらい。『自分はいつでも稼げるのだ』という自信があれば、金銭的な不安は大幅に解消されます。少なくとも、小金を貯めて、それがなくならないかと心配するよりは、ずっと心の平穏を手に入れられるはずです。」(206頁)
まあ、そういうことです。
順番からすると、貯蓄をいきなり始めるのではなく、自己投資にお金を回し、自分の価値を高めるのです。
価値が上がってくると、それに比例して収入が増えていきます(増えていかなければ、転職すればいいだけです。)。
収入が増えていった後に貯蓄をはじめたほうがよほど効率がいい。
もっとも、この本でも書かれていますが、稼ぐ力がついてくると、今度はあまり貯蓄をする必要がなくなってくるのです。
だって、稼げばいいんだから。といっても、余程の浪費家でない限りは自然とお金は貯まっていくものです。
というわけで、まずすべきは、貯蓄ではなく稼ぐ力をつけるための自己投資ですよ。