おはようございます。
プルデンシャルの川田さんの本です。
さまざまなお店の「選ばれるサービス」を紹介してくれています。
こういうサービスをされると「また行きたくなる」と思ってしまいます。
やろうと思えば誰でもできることですが、多くの人がやらないほんの小さな気配りなのです。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「営業の仕事で大切なのは、スキルではなく、結局は『人』として魅力的かどうかです。人は『損得』ではなく『感動』で動く生き物です。どんなに営業トークがうまくても、商品説明が上手でも、それだけではお客さまの心は動かせません。だからこそ、人間的な成長が必要なのです。」(233頁)
著者は、後輩から「ずっと売れる人って、どういう人なんですか?」という問いにこう答えています。
「落ちているゴミを、またいでいかない人」(233頁)
本に載っているような営業テクニックなんてすぐばれます。
他よりも多少安くても、売っている人が魅力的でなかったら、絶対に買いません。
この人から買いたい、この人にお願いしたいと思ってもらうために必要なのは、セールストークではなく、人間的な魅力そのものです。
だからこそ、落ちているごみをまたいでいく人は売れないのです。