おはようございます。
男性であれば一度は読んでおいても損はない本だと思います。
もっとも、20代のときにこの本に書かれていることが理解できたかというとなかなか難しかったかもしれません。
今ではよく理解できるものばかりです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「仕事関係にしても、ケチでは役に立たない。およそ商売とは、いかに稼ぐかの前に、いかにお金を使うかが成否のカギを握る。ここ一番という場面でお金をドンと出すことができないと、せっかくのチャンスを逃してしまうのである。これは、慣れの問題でもある。ふだんからケチケチしていては、お金の使い方もわからない。たとえ遊びでも豪快に使った経験があれば、どういうリターンが得られるかという勘どころはわかる。それが仕事に生かせるのである。」(214頁)
全くその通り!
普段セコいといざというときにも日頃のセコさが出てしまうのです。
損をしたくないの一心。 そのことしか考えていないのです。
しかし、損をするかもしれないというリスクを負わなければ、リターンなどあり得ません。
また、何かに投資をする場合(最もリターンの良い投資先は自分自身です。)でもすぐにリターンを求めてはいけません。
考え方がセコい。
このように考えることができる人の共通点は、日頃からお金を使い慣れているということ、仮に損失が出たとしても、また稼げばいいやと思っていること(稼ぐ自信がある)ということでしょうか。
お金の使い方がダサい大人にはなりたくないですねー。