おはようございます。
著者が、会社の経営を40日間休んで、江戸から長崎まで歩いて感じたことがまとめられています。
読むと奮い立たされます。
なかなかできることではありません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「志は、夢ではない。私欲ではない。大義にしかない。『大きな別荘を持ちたい』という志は聞いたことがない。『自我』のためだけなのに、『志』と呼べる訳がない。ちゃんと志を持っている経営者は、若手でもいっぱいいる。皆、それぞれイイものを持っている。決して大きくなくてもいい。ただ、『自分のことだけ』であってはならない。結果、自分のところに回って来るなら、それはそれで良い。」(188頁)
今の日本では、もはや「志」や「大義」という言葉に死語になっているでしょうか・・・。
私欲を超えた何かの下にしか人は集まりません。
「大きな別荘を持ちたい」という目標の下に一致団結できるでしょうか。
社会を変えたいといった私欲を超えたゴールがない限り、人は集まれません。