おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
マーケティングの本です。
具体例をあげながら説明をしてくれているのでとてもわかりやすいです。
営業マンに限らず、すべてのビジネスマンにおすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「売る側にとって、お客さんに買ってもらうために重要なことは、品質であったり価格であったりすると思うよね。ところがお客さんにとっては、購買の基準は商品の品質でも価格でもない。お客さんはいったいどんな基準で購買を決定するのか?アメリカでの調査を見ると結果はこうだ。
一、信頼できる営業マン
二、品質
三、価格
この結果を見ると、お客さんにとって重要なのは営業マンが信用できるかってこと。・・・買う時は信頼できる人から買う。信頼できない人からは買わない。つまり、一対一の人間同士の関わりの中で、購買は決まるんだ。」(142~144頁)
まったくそのとおりです。
営業マンに限らず、どの会社の商品を買うのかは、その会社の担当者の信頼性が強く影響します。
保険なんかがいい例です。
極端な話、生命保険や損害保険の細かい内容なんてわかりませんし、あまり関心がないところです。
他の保険商品より多少安かろうが、決定的な要素にはなりません。
当該担当者が今後お付き合いをしていく価値のある人なのかどうか、もうそれだけの話です。
人と人の信頼関係でビジネスが成り立っている以上、当然の話です。