おはようございます。
15年以上前の本ですが、もう1度読み返してみました。
勉強法とはいえ、具体的な方法論というよりは勉強に対する姿勢が書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人はけっして誤った選択から自由になることができません。大事なことは誤った選択をしたときにはいち早くそれに気づいて、軌道修正できるか否かがかしこくなれるかどうかの決め手なのです。さもないと、間違った選択がさらなる間違った選択を呼び、今日のわが国の経済状況に典型的に見られるように、泥沼からまったく抜け出せない事態へと発展するからです。」(124~125頁)
冤罪を生み出す仕組みと同じです。
「あれ、この人、犯人じゃないかも・・・」と思った段階で方向転換ができればいいのですが、証拠をねつ造してまでも自分たちの判断が正しかったとしたい捜査当局のようです。
それはさておき、誤った選択を絶対にしないなんてことは不可能です。
人間ですから間違うこともあります。
間違えたと思ったときに軌道修正をする勇気、スピードこそが大切なのです。
「ぶれない」ことがよしとされている昨今ですが、状況に応じて臨機応変に対応することはどんどんすべきです。
ぶれていいのです。