おはようございます。
本田直之さんの本です。
サブタイトルは「全員に好かれることを目指す時代は終わった」です。
タイトル及びサブタイトルから何をいわんとしているのか容易に察することができますね。
この本で紹介されている方はみなさんオリジナリティの塊です。
とても参考になります。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「同じことの繰り返し、というのは多くの仕事でも同じです。しかし、それを漫然とやっているだけでは、進化するどころか、退化していってしまいます。
『そうなると、自分でも仕事がつまらなくなっていきますよね。毎日同じことをやっていても、何か発見がやっぱりあるんですよ。なのに、それをただの作業にしてしまうと、本当につまらなくなる。同じ魚でも何か違うんじゃないか、今日は速くやってみよう、なんて自分で意識すると、仕事は変わっていきます』
仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。そういう人は、どこに行っても同じことを繰り返してしまいます。」(74頁)
これは鮨好きで知らない人はいないであろう「鮨さいとう」の店主齋藤孝司さんの言葉です。
仕事におもしろいもつまらないもありません。
どのような意識を持って目の前の仕事をするか。 ただそれだけです。
「仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。」
まさにこの言葉のとおりです。
同じことをやっていても、5年後10年後、大きな差が生まれてしまうのはこれが理由なのです。
わかる人にはわかる。
やっている人はやっている。
結果が出るのは偶然ではなく、必然なのです。