おはようございます。
サブタイトルは、「『仕事が速い人』はここまでシンプルに考える」です。
仕事が速いと言われる人は、単に頭が良いだけではなく、速くするためのルールがあるのです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「全体的に見ると、『優先順位ルール』『タイミング・ルール』『コーディネーション・ルール』を習得するまでには、しばらく時間がかかる。とくに『タイミング・ルール』をつくるコツを身につけるには、じゅうぶんな経験を積む必要がある。しかしながら、『シンプルなルール』にしたがって経営戦略を立てている企業は-とりわけ、習得するまでが大変だといわれているルールを確立した企業は-えてして経済的な成功を収めているのも事実だ。」(171頁)
会社の中に何らかのルールを作る場合、できる限り、シンプルにするべきです。
細かなルールをたくさん作るのではなく。
例えば「相手の立場に立って仕事をする」。
どのような書面を作成することが相手、すなわち読み手にとってうれしいかを考える。工夫する。
一事が万事、こういうことができる人は、すべてにおいて他者への想像力を働かせることができます。
シンプルなルールをもとに各自が考え、工夫する。
これが仕事だと信じています。
細かなルールをつくればつくるほど、仕事が作業にかわってしまう。 そんな気がするのです。