おはようございます。
著者は、「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」の編集者です。
編集者ならではの話を織り交ぜながら、「仮説」の重要さについて書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「観察力は基礎力です。語学ならば、語彙みたいなものでしょう。語彙が増えれば増えるほど、文法がいい加減でも話せる話題が広がっていきます。同じように、観察力が上がっていくと、同じものを見ていても、他の人とは違う、ものすごく濃密な時間が過ごせるようになっていく。風景にしても、世の中の出来事にしても、人の心にしても、目に見えない微妙な変化やおもしろさに気付くようになります。」(147頁)
同感。
観察力がある人は、相手の些細なしぐさ等からいろんなことを察します。
同じように世の中の流れについても小さな変化からいろんなことを察します。
観察力にまだあまり自信がない人は、観察力のある人の近くにいることから始めましょう。
「あ、こういうことからこんなことを考えるんだ!」とわかると思います。