おはようございます。
論理的・理性的な情報処理スキルの限界から、直感と感性の時代になってきているというお話です。
「全てのビジネスはファッションビジネス化する」と言っています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・このような側面から考えてみると、私たちはもはやアップルという会社をIT企業と捉えるよりも、ファッションの会社だと考えた方がいいのかもしれません。なぜなら、アップルが提供している最も大きな価値は『アップル製品を使っている私』という自己実現欲求の充足であり、さらには『アップルを使っているあの人は、そのような人だ』という記号だからです。」(104頁)
同じようなことが腕時計や車にも言えますね。
もはやファッションと言っていいですよね。
単に時間を知るだけなら携帯電話を見ればいいわけです。
単に移動するための道具でよければどんな車でもいいわけです。
この流れ、一見すると、例えば、私たち弁護士業界には全く無縁のように見えますが、私はそうは思いません。
ここでは詳しく書きませんが、私は「全てのビジネスはファッションビジネス化する」という著者の考え方は、弁護士業界にもあてはまると考えています。