おはようございます。
帯には「きれいごとだけでは、人は動かない!」と書かれています。
サブタイトルは「本当に戦えるリーダーになる7つの裏技」です。
個人的に裏技は好きではありませんが、役に立つ内容であれば素直に受け入れます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「チャンスはどこに転がっているかわからない。飛ばされたと思った赴任先が、ホットな新興市場としてスポットライトを浴びるかもしれない。難解なタスクを与えられたとしても、真面目に向き合っていれば、神風も味方して、想定外の結果を出せることができるかもしれない。
むしろ、自分からリスクをとらず、失敗しないように、負けないようにして生き残ってしまった人は、たとえ上に立っても、人を率いて強いチームをつくることはできない。踏み絵から逃げてしまうような人は、リーダーの資格はないのである。」(148頁)
全く同感。
失敗しないことばかりを考えているリーダーに魅力はありません。
誰がそんなリーダーについていくのでしょうか。
リスクと責任を負って、チャレンジしていくリーダーにみんなついていくのです。
プレーヤーとして優秀な方が、マネージャーとしては必ずしも優秀でないということはよくある話です。
両者で求められる力が異なる以上、当然のことです。
「踏み絵から逃げてしまうような人は、リーダーの資格はないのである」
まさにその通りです。