おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
家入一真さんの本です。
タイトルだけ見てもあまり意味がわからないですね。
帯に書かれている「『お金がすべて』の社会のその先に。」という発想が本全体に流れています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「大企業信奉もその象徴で、『いい大学を出て大企業に就職できれば人生は安泰だ』というのが日本人にとって長らくの常識だったけど、シャープが台湾の企業に買収され、東芝が上場廃止に追い詰められている現実をみれば、そういった常識が音を立てて崩れているのがよくわかる。
逆に小さいほうが小回りがきくし、失敗しても失うものは小さいのですぐに立ち直れるし、違うと思った別の方向に歩き出すこともできる。社会が不確実ないまだからこそ、小さいことのメリットが評価されだしたのだ。」(38頁)
このように考えている人は、以前よりかなり増えているのではないでしょうか。
車も会社も小さいほうが小回りがきくのです。
大きいことは、メリットばかりでないことは、大きい会社に勤めている人ならわかるはずです。
不確実で変化の激しい社会においては、あまり荷物をたくさん持たないほうが動きやすくて便利です。
変化に柔軟に対応できる身軽さがこれからますます求められるような気がします。