おはようございます。
ネスレ日本株式会社の社長が書かれた本です。
競争に勝ち続けるために必要な考え方が書かれています。
現状を変えたいと考えているは読んでみて下さい。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「私はいつも社員たちにこう言っている。
『いったん慣れた仕事は、すべてルーティンだと考えてほしい』
・・・ルーティンを続けるのは、ラクだし心地よい。深く考えなくてもできてしまうから、努力や工夫をしなくていい。目の前の仕事はある程度こなせるから、自分でも成果を出している気になる。だが、それに満足した瞬間、あなたの成長は止まるのだ。『仕事に慣れてよかった』などと安心してはいけない。」(221頁)
ドキッとする内容ですね。
同じような仕事を数年やっていれば、嫌でも慣れてきます。
気付いた時には、新しいことにチャレンジすることもなくなり、すべてのことがルーティンとして回しているだけ。
こんな生活、楽でしょうけど、何にも楽しくありません。
いろんなことができるようになってきたからこそ、すぐにはできそうにないことを挑戦したくなるのです。
向上心のある経営者がある日、突然、トライアスロンを始めるのも同じ理由なのではないかと思っています。
そして、僕がボクシングを続ける理由もまた同じです。