おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
人生や出来事それ自体には意味はないということを知るにはいい本です。
幸福度は「思い込み」(認知・解釈)によって決まるのだということが確認できます。
すでに理解している人にとっては再確認のための本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「幸せな人生を歩むときに大切なのが、何度も繰り返してきた『認知』である。人生は事実によって決まるわけではない。戦争の最中であっても幸福な人生を歩む人もいれば、これだけ恵まれた時代であっても不幸な人生を歩む人もいる。・・・人生は『認知』によって決まる。あなたが何を信じ、何を思い込むかによって、人生は決まるのである。人生とは『何が起きるか』ではなく、『どう捉えるか』にかかっている。」(283~284頁)
別の言葉を借りるならば、
「起こる出来事それ自体には意味はない。あるのはその出来事をどうとらえるかという解釈だけである。」ということです。
「人生とは『何が起きるか』ではなく、『どう捉えるか』にかかっている。」
いい言葉ですね。
置かれた環境・状況それ自体に不平を言ったところで、状況は何一つ変わりません。
その状況をどう捉えるか、ただそれだけの話です。
これは性格が楽観的か否かという問題ではなく、解釈の「技術」だと思っています。
だからやろうと思えば誰でもできることです。
人生の幸福度は捉え方、解釈の仕方で決まるとすれば、これほど簡単なことはありません。