おはようございます。
先日もジェイ・エイブラハムさんの本を紹介しましたが、今回もとてもいい本です。
具体例を示し、何をすべき、何をすべきでないかをわかりやすく説明してくれています。
何度も読み返すに価値のある本です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「覚えておいてください。クライアントの相談を受けるとき、画一的なアプローチは存在しません。どのクライアントにも同じアドバイスをすることはできないのです。それぞれのクライアントのリズムに合わせて、ドラムを叩いてください。」(126頁)
そりゃそうだ、という内容ですよね。
論理的な人と感情的な人とで、同じ説明をしていいはずがありません。
ボクシングでジャブを打ちながら相手の間合いを見るのと同じように、冒頭の会話から相談者の考え方や特徴を把握し、それに応じた説明をしなければなりません。
どんな場合でも同じような説明のしかたでいいわけがありません。
これ、弁護士に限りませんよね。
あらゆる仕事で同じことが言えることです。
基本的なことですが、とっても大切なことだと思います。