おはようございます。
みなさんご存じの「パレートの法則」についてさまざまな角度から書かれています。
この法則それ自体は特に難しいものではありませんが、応用可能性は多岐にわたるため、新しい切り口を知るには良い本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「生産性が低い分野から生産性が高い分野に資源を移していくのが、起業家の仕事であり、自由市場の本来の役割である。しかし、起業家も市場もその役割を十分果たしているとは言えない。複雑な企業や官僚組織は言わずもがなだ。どこを見渡しても無駄が多い。しかも呆れるほど多い。資源の80%は、価値の20%しか生み出していない。したがって、真の起業家のまえには、つねに裁定機会がある。そして裁定機会は、通常思われているより、はるかに多い。」(192頁)
私の知る限りでも、公務員、保守的かつ大きな会社は、傍から見ていて、本当に無駄が多いと思います。
代表例は会議の長さです。
会議をやること自体がもはや目的化しているため、無駄に長い。
しょっちゅう会議をしている。 それも長時間。
だから、本来やらなければならない仕事をやる時間がなくなり、無駄に残業をしなければならなくなる。
労働時間を減らさなければならない昨今、無駄な会議をやっているほど時間的余裕はないはずです。
会議が死ぬほど嫌いな僕の独り言でした。