おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
10年以上離職率ほぼゼロという会社の社長が書いた本です。
離職率の高い会社というのは必ず理由があるのと同じように、離職率が低い会社というのにも必ず見習うべき理由があります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「赤字になるかどうかは、社長の意識の問題です。円高だから儲からない。中国が安い製品をつくるから儲からない。国の施策が悪いから儲からない。取引先に値切られたから儲からない・・・と、経営者が他責の発想になった時点で会社は赤字へ転落します。そして、社員も『社長が悪い、上司が悪い、取引先の担当者が悪い』と人のせいにして、努力をしなくなります。」(208頁)
先日のブログにも書きましたが、「他責」ではなく「自責」の意識を持つことが大切です。
結果・成果が出ないことを他人や環境や制度のせいにしてはいけません。
理由は、他でもなくダサいからです。
結果を出す人は、どんなに不景気だろうがどんなに競合が多かろうが、そんなこと関係なく結果を出しています。
結果が出ないのは不景気のせいでも競合が多いからでもありません。
顧客に選ばれるだけの価値を提供できていないからです。 ただそれだけです。
どれだけ不景気でも、どれだけ競争が激しくても、お客さんが並んでいるお店があるという現実を受け入れなければなりません。