おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
著者は、米国の訴訟コンサルタントの方です。
帯には「問題がひとりでに解決することは、絶対にない。」と書かれています。
文字通り、人生に関してどのような戦略を持つべきかが詳細に記載されています。
常にかばんの中に入れておきたい素晴らしい本です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人生は、見切りをつけたことに対して、見返りを与えてはくれない。・・・私があなたに要求しているのは、自分のためらいを厳しい目で見ることだ。新たな試みや追求に乗り出すのをあなたがイヤがるのには、本当に正当な理由があるのだろうか?それとも、理由のない恐怖に突き動かされて、足がすくんでいるだけなのだろうか?・・・恐怖と闘うのは、霧を袋に入れようとするようなものだ。恐怖も霧もつかみ所がない。恐怖に屈するのは、恐れていた結果に苦しむよりもたちが悪い。」(225~226頁)
著者はこうも言っています。
「私たちがいちばん恐れているのは拒絶されることだ。」(224頁)
世間の反応、成果が出ないことなども広い意味では「拒絶」です。
霧のようにつかみ所のない「恐怖」の正体を知ることは恐怖を克服する上でとても大切なことです。
この本によれば、「恐怖」の正体は広い意味での「拒絶」だと。
拒絶されてもよい、と思えることがすなわち恐怖を克服することを意味します。
まあ、別にいいじゃん、拒まれたって。
一日も早くこんな考え方ができた人が勝ちですね。