おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
UXとは「User Experience」のことを指しています。
サブタイトルにもあるとおり「Iotとシェアリングは産業をどう変えるのか」について書かれた本です。
近い将来、私たちの働き方、生活のしかたが大きく変わることはほぼ間違いないでしょう。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「この20年間、日本で多くの企業が会社を変えようとして失敗してきたが、その失敗にはひとつの共通点があるように見える。会社を変えようと考えながら、いざ変えるための具体案が出てくると、それを潰してしまう力が働くことだ。つまり自己矛盾に陥っているだ。・・・経営者がすべきことは、今すぐ社員を古い呪縛から解放し、『ユーザー・消費者だけを見てビジネスを変えろ、新しいビジネスを創れ』という指令を発することだ。」(84~85頁)
よくある現象です。
「現状を変えたい」という願望も基づいて、アイデアが出たとしても、途中で頓挫する。
現状を変えたいという願望とともに、現状を変えたくないという相反する願望がぶつかるのです。
矛盾しますが、人間なんてそんなものです。 どんなときも矛盾を抱えて生きています。
新しいことにどんどんチャレンジするくせがついていれば、こんなことは問題になりません。
どんどんやってみて、少しずつ調整をする。
どれだけ綿密な計画を立てても、結局やらない。 そんな生き方はつまらないですよね。
どんどんやればいいんですよ。 別にうまくいかなくたって、たかが知れているわけですし。
・・・と思って生きています。