おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
柳井社長の本です。
読者が気付いたことを書き込める形式になっています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「お客様はこわい。自信がないものを見抜く力を持っています。売る側が自信のないものを、お客様は見事見抜いて買わないのです。その結果、分散として作ったものは結局ロスとなり、かつ、効率が悪いのでコストも余計にかかって。儲からないばかりか、企業体力を落としていく。かえってそんな経営の悪循環を招きかねないのです。だから、自信のある、最高基準のものを作ることに集中して、それ以外の、中途半端にやるようなことはやめる。」(87頁)
自分が勝てる場所で戦うというのは、よく東進ハイスクールの林先生も言っていることです。
中途半端に手を出しても、どうせ中途半端に終わるだけです。
もっとも、多くの人は、この「自分が勝てる場所」がわからないからこそいろんなことに手を出してしまうのですが。
「自分の勝てる場所」なんて、ある日突然生まれるものではありません。
日々の努力の結果生まれるわけで、努力もしないで「自分の勝てる場所なんて私にはない」と嘆くのは赤ん坊の同じです。
すべては1つのことを継続できるかどうか、最初にやると決めたことをやり続けられるかどうかだけです。
もう本当にそれだけです。
99%の人は途中で投げ出しちゃいますから。
自分の得意分野で自分の力を集中させるということがこれからますます求められるのだと思います。
おそばやさんはおそばで勝負してほしいのです。 うどんではなくて。